大谷翔平選手がドジャースに移籍し、結婚報道をはじめ、世界から注目を浴びています。
従来の通訳だった水原一平さんが2024年3月20日に解雇され、大谷翔平選手をサポートする通訳は誰が担うのか注目されていました。
今回は、大谷翔平選手の新通訳に決まったウィル・アイアトンさんの人物像について!
大谷翔平選手の通訳だなんてすごいポジションですが、アイアトンさんご自身もかなり凄い方だったんです。
早速見てまいりましょう!
ウィル・アイアトンのプロフィール
引用元:Instagram
大谷翔平選手の新通訳、ウィル・アイアトンさんのプロフィールです。
名前:ウィル・アイアトン(Will Ireton)
生年月日:1988年12月21日(2024年12月時点で36歳)
出身地:東京都
国籍:フィリピン
学歴:ミッドパシフィック高校(ハワイ)→メンロー大学(カリフォルニア州アザートン)
日系アメリカ人の父、フィリピン人の母をもつウィル・アイアトンさんは、東京都のご出身でいらっしゃいます。
通訳ということで言語はもちろんバイリンガルです。
2015年には石井一久さんのYouTubeにも出演されています。
実はもともと野球経験があり、さらに学業も優秀だったというアイアトンさん。
文武両道で大変優秀な方です。
まずは学歴について詳しくみてまいります。
ウィル・アイアトンはアメリカの中高を卒業!学業と野球が優秀すぎ
引用元:X
ウィル・アイアトンさんは15歳まで東京で過ごした後、ハワイの高校、アメリカ・カリフォルニア州の大学へ進学されています。
・2004年:中学を卒業するまで東京で過ごす
・2007年:ミッドパシフィック高校を卒業
・2012年:メンロー大学(国際ビジネス専攻)を卒業
ミッドパシフィック高校はアメリカ・ハワイ州にある有名な進学校で、幼稚園から高校までの私立一貫校です。
「野球がしたい!」ということでこちらの高校へ進学されています。
真面目にやらないと日本へ連れ戻される約束があったそうで、必死になり、サードやピッチャーなどあらゆるポジションをしていたとのこと。
海外の高校へ進学した理由は
“I had a choice of attending a local school (in Japan), but it would have been baseball dominant,” Ireton recalled. “I wasn’t comfortable with that.”
Discover Nikkei
日本の野球環境では居心地が悪かったのですね。
それでハワイの高校へ進学するなんて、行動力があります。
その後に進学したメンロー大学は、自然が豊かなカリフォルニア州にある私立大学でリベラルアーツを掲げています。
入試難易度は高めな大学です。
ウィル・アイアトンさんが凄いところの1つは文武両道なところで
・2011年4月:トップアカデミックアスリート賞を受賞(大学3年時のスポーツ部所属学生の最優秀)
・2012年4月:コリス・スチーア賞を受賞(スポーツの最優秀学生)
・2012年5月:大学の卒業生の中で最優秀賞を受賞(GPA3.9/4.0)
されているところ!
アメリカの大学は卒業するのが難しいですし、そのような中でGPA3.9って相当優秀ですよね。
ウィル・アイアトンはWBCフィリピン代表だった
ウィル・アイアトンさんは、在学中の夏休みにはロサンゼルスやアイダホで開催されたサマーベースボールリーグに参加されています。
また、卒業時にはWBCのフィリピン代表になり、2012年に背番号26で予選に出場しました。
この時の経験から、2013年9月までテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結んでいます。
レンジャーズで自身の実力を知り、1年で引退されました。
大好きな野球で世界を知ったことは色々な思いがあったと思いますが、野球に精力的に取り組みながら学業でも結果を残し、その実力や行動力が凄い方ということが分かります。
ウィル・アイアトンの経歴
続いて、アイアトンさんの経歴についてです。
ウィル・アイアトンさんはレンジャースを引退後は、ニューヨークタイムス社へ就職されています。
・2013年:ニューヨークタイムス社に入社
・2015年:よしもとクリエイティブエージェンシーに入社
ニューヨークタイムス時代に、ヤンキースの田中将大選手の記事を執筆する通訳を探していたところにタイミング良く採用されたウィル・アイアトンさんは、ニューヨークタイムスの記事「A Passion to Pitch」を担当されました。
また、その記事がきっかけとなり、ヤンキースでビデオコーディネーター(映像を分析して自チームに情報をフィードバックする)のインターンを経験されています。
田中将大選手の通訳やアシスタント業務も担当されました。
ウィル・アイアトンは吉本に所属していた
さらにウィル・アイアトンさんの経歴が面白いのは、お笑いで有名なよしもとに2015年に入社していること!
スポーツマネジメント業務を担当されていました。
2015年には、2002年から2年間ドジャースに所属していた石井一久選手・元楽天監督のYouTubeにも出演されています。
引用元:YouTube
ウィル・アイアトンさんが2024年3月21日に大谷翔平選手の臨時通訳を務められた際には
「ただ、今日代わりに通訳をつとめるウィル・アイアトン氏は、すごく優秀な人物なので、そのへんのカバーはしてくれると思います。一緒に仕事をしたことがありますが、かなり優秀なので、仕事に対しての心配はないと思います」
dmenu ニュース
ウィル・アイアトンさんに対して太鼓判を押しています。
通訳としてのみならず、データ分析能力にも優れているということで、やはりウィル・アイアトンさんの能力が凄すぎることが客観的にも分かりますね。
ウィル・アイアトンはマエケンの通訳「ウィリー」
引用元:Instagram
ウィル・アイアトンさんは2016年にはドジャースに所属しています。
前田健太選手のメジャー挑戦に合わせ、共にロサンゼルスへ渡り3年間マエケンの通訳を務められていました。
前田健太選手のInstagramに度々登場していた「ウィリー」という人物について、聞き覚えはないでしょうか?
そのウィリーが、こちらのウィル・アイアトンさんだったんです!
ドジャースと言えば歴代の偉大な日本人プレイヤーが所属しているチームですが、さっきから登場人物や組織が豪華ですよね!
ウィル・アイアトンさんはその明るいキャラクターでチームの人気者!
引用元:Instagram
マエケンとも仲良しな様子が分かります。ユニークですね笑
一緒にトレーニングをしたり、通訳だけではないサポートをされていました。
ウィル・アイアトンさんは、前田健太選手の通訳を務めた後、運営に興味を抱かれたそうです。
2019年からはデータコーチ、2020年にはメジャーの編集部へ所属しています。
・2019年:ドジャーズの3A傘下球団の育成コーチ及び一塁コーチ
・2020~2021年:パフォーマンス・オペレーション・コーディネーター
・2022年:パフォーマンス・オペレーション・マネージャー
2024年に山本由伸選手がスプリングキャンプへ参加した際には、山本由伸選手の投球解析を行っていたようです。
まとめ
ウィル・アイアトンさんがお持ちの経歴が非常に興味深いですよね。
野球に学業、新聞社や吉本を経て通訳としてのさらなる活躍が期待されます。
野球界の宝とも言える大谷翔平選手の通訳ということで、やりがいのみならずプレッシャーも凄いでしょうが、ウィル・アイアトンさんならやってくれそうです!
これからも応援させていただきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました!