「イラネッチケー」と呼ばれる機器が話題となっています。
イラネッチケーとは「NHKの受信をカットする」機器のこと。
「要らね(いらね)+NHK(えねーちけー)」の造語です。
NHK受信料についての裁判で、イラネッチケー側が勝訴ました。
今回は、イラネッチケーの価格や購入方法、自作できるのかなどを調べました。
イラネッチケーとは
放送法第64条により、加入が義務付けられている「NHK受信料」。
テレビ、ワンセグ、カーナビを持っている人すべてが該当です。
「テレビを持っている」=「受信できる」ということです。
じゃあ「受信していなければ払わなくて良いのでは?」という発送で生まれたのがイラネッチケーです。
2020年6月26日の裁判で、イラネッチケー側がNHKに勝訴しました。
これはすごいことです!
あくまで東京地裁の判決なので、NHKが控訴するかまだ分かりません。
そもそもNHKとは
「公共の福祉を充実させる目的で放送活動を行う特殊法人」です。
災害など緊急時の報道はもちろん、幼児向け番組や大河ドラマまで、あらゆるジャンルの番組がありますよね。
民間との大きな違いは「CMが無いこと」。
特定の企業や商品を宣伝してはいけないと決められているからです。
イラネッチケーの価格や購入方法

気になる価格や購入方法です。
イラネッチケーは、実は様々な種類があるので購入方法によって2つ紹介します。
イラネッチケー公式サイト
まずは、イラネッチケーの公式販売サイト。
こちらだと、NHKの契約をしているかいないかで基本料金が変わります。
契約していると
- 基本料金¥20000
- イラネッチケー本体¥2500×2×1台
契約していないと
- 基本料金¥5000
- イラネッチケー本体¥2500×必要数
以上が必要です。
Amazon
次に、Amazonで販売されているイラネッチケー。
- 関東広域圏向けフィルター
- BSカットフィルター
- 地上波カットフィルター
- 生駒山放送所向け地上波カットフィルター(関西向け)
いろいろありますね。
受信している地域に対応しているか確認してみてください。
気になる値段ですが、
- 関東広域圏向けフィルターは\5378
- BSカットフィルターは\5378
- 地上波カットフィルターは\4980
- 生駒山放送所向け地上波カットフィルターは\7965
関西向けがすこし高いです。
イラネッチケーは自作できる?

実は、イラネッチケーは自作できるんです。
筑波大学視覚メディア研究室が開発した「NHKだけを写らなくするアンテナケーブルフィルター」が有名です。
材料費は、なんと全部で¥2000!
niconicoに投稿されたnakaryoさんによると
「同軸トラップや、YAAフィルタと呼ばれる、非常に単純な構造のノッチフィルタを用いて、NHK総合とNHK教育のチャンネルだけが映らなくなるという流行りのフィルタを自作してみました」
excite
とのこと!
すごいです!
ぜひ見てみてください!
イラネッチケーのステッカーとは
「NHK撃退ステッカー」なるものまで存在しています。
2020年11月の東京都知事選でも話題の政党「N国」。
N国から出されているステッカーです。

また、非営利目的でのフリー素材も。

NHKを撃退するという目的で、こんなにも国民が団結しています。
イラネッチケーについて世間の声は?
まとめ
今後、最高裁まで行くのか気になります。