2020東京五輪で金メダル候補のバドミントン男子日本代表、桃田賢斗選手。
1月中旬にマレーシアでの交通事故により怪我していたと報道があり、その時は異常無しとのことでしたが
シャトルが二重に見えるなどの訴えから、右眼眼窩底骨折が明らかになりました。
事故当時の検査で分からなかったのでしょうか。
とにかく安静にしていただきたいですが、五輪前ということで経過がとても気になります。
桃田賢斗の五輪はどうなる?

全治3ヶ月とのことで、順調な経過を辿っても回復は5〜6月になります。
東京五輪のバドミントンは7月25日から、シングルス、ダブルス共に予選がスタート。
目安としてはそこまでに間に合えば良いのですが、経過が心配されます。
眼窩底骨折による症状は、物が二重に見える複視、上方が見えない眼球運動障害、目が窪む眼球陥没などがあります。
骨折には痛みを伴い、目の周りに青あざが出て、鼻水に血が混ざることも。
視力障害も懸念されます。
スポーツ以前に、日常生活にも影響が及ひます。
桃田賢斗はどのくらいすごい?
今回の東京五輪で最も金メダルに近いと言われている実力者です。
2018年、19年の世界選手権を連覇。18年9月末から世界ランク1位をキープしており、19年はBWF(世界バドミントン連盟)の年間最優秀選手に選出された。
sportiva
これだけ読んでも実力がすごいことは分かりますが
1年間の国際大会の戦績が67勝6敗で、91.8%の勝率をマーク
しており、11個ものタイトルをものにしているのです。
あれ?でもリオの時に金メダル取ったっけ?とお思いの方は感が鋭いです。
2016年4月に、国内での違法賭博店利用で2年間の出場停止処分を受けました。
当時は世界ランク2位で、リオ五輪の金メダル筆頭候補。
この時の失態を反省し、今回の東京五輪へ並々ならぬ決意を抱いていたのです。
桃田賢斗の復帰はいつ?
現在の報道によると、五輪については言及がありませんが
大会への復帰は3月11日開幕の全英オープン(英バーミンガム)が見込まれていたが、出場を取りやめることになった。
JIJI.com
とのことで、全治3ヶ月は絶対安静のようです。
桃田賢斗の事故による骨折で全治3ヶ月
2020年1月に、マレーシアで交通事故に遭っていた桃田賢斗選手。
マレーシアで開かれていた国際大会を終えて空港へ向かう途中、乗っていた車が高速道路でトラックに追突し、全身を強く打ったほか顔を切るなどのけがをしました。
帰国後の精密検査では骨折や内臓の損傷はなく、「身体面に異常なし」と診断されたため、今月3日から都内で始まった日本代表合宿で練習に復帰しました。
NHK news web
この時は、無理をしていたのでしょう。
運転手が亡くなられるほどの大きな事故でした。
念願の五輪に出られる直前に、しんどいなんて言えなかったのでしょう。
検査の精度に疑問を呈したくなります。
まとめ
前回の件で改心して、結果を残していただけに、非常に悔しい思いをしているはず。
今は全治と早期回復を祈るばかりです。