2020年の話題のドラマと言えば半沢直樹ですね!
7年ぶりの放送ということで、初回放送は視聴率が22.0%と好発進!
さすがの勢いで話題になりました。
見逃し配信が無いので、日曜9時はテレビの前に居なきゃですね!
さて、放送後に話題になったことがあります。
それは「今の時代に女性像が合わない」ということ。
上戸彩さん、井川遥さんら、人気女優がたくさん出演していますが、どの役どころも良くないのでは?という声があります。
一体どういうことなのでしょうか。
半沢直樹への感想は?
面白い!
さすが半沢直樹!
という声がたくさん挙がる中、気になったのが次のような意見。
女性陣の役の設定に違和感を覚えた視聴者の方がいたようです。
半沢直樹に出演している女優の役どころ

出演している女優の役どころはこちら。
- 半沢花の役は上戸彩
- 浜村瞳の約は今田美桜
- 平山美幸は南野陽子
- 女将の智美は井川遥
半沢直樹の妻・花は専業主婦。
セントラル証券の新入社員である浜村瞳。
大手IT企業「電脳雑技集団」の副社長である平山美幸。
そして、飲み屋の女将である智美。
この中で、上戸彩さんと井川遥さんの役どころに様々な意見がありました。
半沢直樹の女性像は古い?

専業主婦で連想されるのは「内助の功」。
夫が外で働き、妻は家庭を守る。
一昔前の日本の一般家庭の姿です。
しかし、現在は共働き家庭が専業主婦家庭を逆転しており、ウチとは違うと思う視聴者が居るのは当たり前です。
また、飲み屋の女将で連想されるのは「癒やし」。
ずっと自分の話を聞いてくれて、否定せずに励ましてくれる。
美味しいお酒を注いでくれて、いつも優しい。
そんな女性像が描かれていることが分かります。
女性蔑視がヒドい?
それが「女性蔑視では?」という見方に発展。
「このドラマ好きな人60代以上だと思う」とまで言われています。
最近は、ハケンの品格、アンサンクシンデレラなど、女性が主人公で活躍するドラマが多いです。
比較するとたしかに半沢直樹は少し異質かも。
ですが、銀行という特殊な世界がテーマで、時代設定も現在ではないため、多少のズレがあるのも無理ありません。
半沢直樹にフェミニストが怒っていた?
最初にことわっておくと、フェミニストとは女性拡張論者。
男女は平等。
多様性を受け入れる。
女性だからこうするべき、という固定観念を取り払おうとする人たちのことです。
- ビヨンセ
- エマ・ワトソン
- ミシェル・オバマ
- アリアナ・グランデ
らが、フェミニストで有名ですね。
半沢直樹の視聴者には
- 半沢直樹が務める銀行には男性しかほぼ居ない
- 役職があるのは男だけ
- 今の時代にやる必要があるドラマなの?
- 脚本が古臭い
と手厳しい意見がたくさん。
昔の金融機関は、女性が結婚・妊娠したら退職する風潮がたしかにありました。
今でこそ産休・育休が整備されてきていますが、人員削減などで会社の体力がなくなってきているのも事実。
女性が社会で働くには、女性だけの問題で解決できないことがたくさんありますよね。
半沢直樹は時代遅れなのか

となると、半沢直樹は受け入れられないドラマなのでしょうか。
答えはNO。
いろいろな意見がありますが、ドラマとしてはとても面白いです。
たしかに、少し時代背景が古いかもしれません。
しかしあくまでドラマ。
ドラマなのである程度の設定があるのは当然です。
女性の活躍の場面が少ないかもしれませんが、もし不満になることがあれば、そっと視線をそらして不快な気持ちが減ると良いなと思います。
実は、こんな工夫も。
女性登用が進んでいる様子が描かれています。
世論を反映していますね。
まとめ
様々な人が見るので、たくさんの意見が出てきますね。
半沢直樹は、社会での戦いを描いているドラマなので、勇ましい場面がたくさんあります。
女性が戦っているドラマもたくさんありますし、男性がメインで活躍しているドラマがあっても、面白いのではと思います。
いろいろな価値観が自然に受け入れられるようになるといいですね。