2020年1月からNHKドラマ10で「女探偵ハムラアキラ〜世界で最も不運な探偵〜】が放送されます。
主演はシシドカフカさん!その美貌とドラマーとしての顔で注目を集める多彩な女性です。
ドラマのハムラアキラを楽しむために、今のうちに小説のあらすじを予習して準備しておきましょう!
小説あらすじ
原作は「女探偵葉村昌」という20年以上も発売が続いているシリーズ小説です。若竹七海さん原作。(以下、発売日はAmazon引用)
1998年12月発売 「プレゼント」
トラブルメーカーの葉村昌と、おちゃめな小林警部補が、8つの事件に挑みます。
短編集なので、スキマ時間に読めます。
「間抜けな隣人たちが起こす事件はいつも危険すぎる」のキャッチコピーがめちゃくちゃ好奇心をそそられます。
小林警部補は娘の自転車で登場するのですが、娘がいる親としては胸熱。
2003年6月「依頼人は死んだ」
もうすぐ29歳になる昌は、とにかく仕事が出来る、が運に恵まれません。
フリーとしてとして長谷川探偵事務所と契約した昌。私生活では、婚約者の突然の自殺に苦しむ相場みのりと同居しています。
突然、自身がガンだという通知を受けた佐藤まどかに依頼を受けます。しかし、佐藤は亡くなってしまいます。
こちらは連作短編集。サクサク読めます。
結末に至るまで集中力が切れない長さなので、ついつい寝不足になります。婚約者が自殺したら、私だったら同居解消したいな。
2004年7月「悪いうさぎ」
家出中の女子高生を探す依頼を受けた昌ですが、怪我を負ってしまいます。1ヶ月後、行方不明の女子高生の友人を探す依頼を受けて調査をしていると、なんと他にも行方不明になっている女子が居るではないですか!なぜ彼女達が消えたのか…
長編集です。
娘がいる親として、女子高生が消える事件が起きたらもう学校行かせません!怒
2014年11月 「さよならの手口」
仕事はできるが相変わらず運に恵まれない昌。
探偵を休業し、ミステリ専門店でバイトしていた昌。仕事中に白骨死体を発見して負傷しますが、入院した病院で20年前に家出した娘探しを依頼される。しかし、当時娘を調査した探偵は失踪していたのです。
バイトを辞めるつもりでしたが続けることになり、そこで親しくなった倉嶋舞美と親しくなります。しかし彼女は警察の監視下に置かれていたため、昌も協力せざるを得ず…
ツイてなさすぎていい加減やさぐれそうですが、それでも頑張る昌を応援したくなります。
2016年8月「静かな炎天」
7〜12月まで、1ヶ月ごとに事件が起きます。
こちらも短編集。
昌は相変わらず有能ですが、ここらへんになるとさすがに読んでるこっちも運の無さにイライラ(失礼)してきます。でも応援したくなっちゃう。
ところどころミステリーウンチク?が書かれていて楽しめます。
2018年8月「錆びた滑車」
葉村晶は、尾行していた老女・石和梅子と青沼ミツエの喧嘩に巻き込れます。色々あって、ミツエがもつ古い木造アパートに移り住むことになった晶ですが、交通事故で記憶を失ったミツエの孫ヒロトに、なぜ自分がその場所にいたのか調べてほしいと依頼されます。
そんなことあるでしょうか。なかなか引っ越しって荷が重くて簡単に出来ませんよね。
まとめ
あまり書くとバレちゃうので書けないんですが、ぜひ参考にしていただいて、ドラマ放送前に原作を楽しんでください!