4月7日、ついに緊急事態宣言が出される模様です。
しかし、こちらが出されても、正直あまり効果がないのでは?という声が散見されます。
一体、なぜでしょうか?
緊急事態宣言に意味がない?
実は、そこまで意味が無いのではと言われる根拠がいくつかあります。
緊急事態宣言は地域限定

緊急事態宣言の対象地域は
東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡
です。
大都市圏が対象になります。
しかし、よく考えると、これって単純に住居人口や通勤人口のことしか考えられていません。
また、名古屋市(愛知県)など中京圏が含まれていないことも疑問です。
他に、上記の県以外から通勤通学している方だって居るでしょうし、札幌や仙台など人口が多い県は対象外になっているのも、正直、中途半端感が否めませんよね。
緊急事態宣言は強制力がない

緊急事態宣言によって何が制限されるのかというと
- 住民の不要不急の外出
- 体育館や学校など「3密」に該当する施設の使用
- イベントの開催
などの自粛要請が出来るようになります。
今までも外出自粛が求められていましたが、緊急事態宣によって、協力義務が発生することに。
あくまで「自粛要請」であり「禁止」ではありません。
しかも、自粛要請を違反しても罰則が無いのです。
これは、果たしてどこまでの効果が見込めるのでしょうか。
緊急事態宣言はロックダウンより効果が薄い

イタリアやスペインで行われた「ロックダウン」。
これは、緊急事態宣言とは異なります。
ロックダウンは
「数週間の間、都市を封鎖したり、強制的な外出禁止の措置や生活必需品以外の店舗閉鎖などを行う、強硬な措置」
NHK
で、とても強制力が強いものです。
イタリアはこれでコロナが収束に向かっているのも事実ですが、これはいわば「捨て身作戦」。
今の日本ではここまでの強制力は行えないのが現状ですが、今回の緊急事態宣言では、あまり効果が無いのでは、と思えてきます。
緊急事態宣言は意味ないと考える世間の反応は?
いや、ほんとに、地域限定というのは意味ないでしょう。
結局、交通機関も止まらないですし、他県に移動する人が出てきそうで怖いです。
まとめ
あまり意味がないかもしれない緊急事態宣言。
パニックになりすぎないようにしましょう。